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Cashmere Blanketカシミヤ毛布

軽い、肌触りが良い、暖かい

寝具として重要な3つの要素を兼ね備えた、価値ある確かな素材と品質が特長。
クリンプと呼ばれる「ちぢれ」が大変発達しているために、延ばしても切れにくく、
また、元に戻る力がちても強い繊維です。
ウールが29%伸びるのに対して、カシミヤはそれに勝る42%と、ウールの4割以上の伸びがあるのです。
カシミヤ独特の、フンワリとした柔らかさを生み出しています。

優れた保湿性

カシミヤは繊維の表面にスケールと呼ばれるウロコ状のものがあり、また繊維にはクリンプがあるため、繊維同士がよく絡み合います。その間に空気をたっぷりと含みます。空気は熱伝導率がたいへん低いため、この空気層が外部からの冷たい空気の侵入を防いだり、暖まった空気が外部に逃げるのを防いでくれるのです。

優れた吸水性

カシミヤが暖かいのは空気層や熱伝導率のせいだけではありません。吸湿性の良さも関係しており、実にポリエステルの37倍!湿気を吸収するときは、大量の熱を外へ発散するので「暖かさ」に作用するのです。

清潔素材

スケールは水をはじく性質があり、汚れの成分が内部まで入りくいです。だから、汚れにくく、清潔に保てるのです。また、殺菌に対する抗菌・消臭効果を持っています。

カシミヤは品質によって10等級にランクわけされています

釜戸ふとんで扱っているカシミヤ毛布は、1級~4級の優良な原毛で作られています。

1級 2級 3級 4級 5級 使用する 6級 7級 8級 9級 10級 使用しない

東京西川のカシミヤ毛布ができるまで

「毛布のまち」と呼ばれる場所がある。大阪・泉大津。
そこには毛布を手がける工場が立ち並ぶ。
通常、毛布づくりは工程によって分業される。
しかし、東京西川は違う。ひとつの工場で、
ひとつの毛布を作り上げてゆく。
全ては、より良い毛布を届けるために。

01/紡績

高級ファッションブランドに通用するといわれるほど東京西川で扱うカシミヤは上質です。独自の検査、公的機関の検査を行い、品質を厳しく調べます。「東京西川は原料で仕入れて、検査して、毛糸をつくる。それがこだわり」一頭から150〜200gしか採れない原料を、丈夫な糸にします。

02/製織

糸を生地にしてゆく、それが製織です。使用するのは「レピア織機」。その上には「ジャガー機」という機械があります。穴が開いた紋紙によって、タテ糸を操り、模様を織りあげます。織機のそばでは熟練の職人たちが厳しい目を光らせています。そして、生地は、洗浄と染色がほどこされます。

03/製織

毛布の価格は、起毛で決まります。「起毛機」にかけられた生地は、繊維が一本一本引き出され、ゴワゴワした手触りから柔かな肌触りへ。季節や天気、時間帯、温度差などを考慮しなあら、熟練の起毛士はローラー調整します。データなんてありません。人の感性と匠の技が生きています。

04/仕上げ

まずは起毛した毛を立て、長さを揃えてカットする「シャーリング加工」。毛玉を防いで、色や柄を鮮やかに浮き立たせます。そして「ポリッシャー加工」。毛の縮れを高圧のアイロンで伸ばしてゆきます。毛布のなめらかさはここで生まれます。職人の指先が、仕上がりを厳しく確かめています。

05/検品

仕上げた生地は、裁断や縫製をほどこします。しかし、まだ完成ではありません。天然のものだから、同じカシミヤでもどうしても小さな混ざりものがあります。それを長い時間をかけて一枚一枚、ピンセットで細かな毛羽を丁寧に取り除きます。東京西川の毛布は、人の目で完成しています。

Line up

カシミヤニットブランケット IPO500

軽くて暖かい上質なカシミヤを寝室からリビングへ

厳選された上質なカシミヤを贅沢に使用した、カシミヤ100%の毛布です。従来のカシミヤ製品よりも軽量化を図りました。
豊富なカラー展開で、毛布としてはもちろん、ひざ掛けにしたり羽織ったりと多様なシーンで活躍します。

FAC8004100(シングル)150×210cm
¥88,000~(税込)
FKC1204200(ダブル)180×210cm
¥132,000~(税込)

カシミヤ100% 日本製(泉大津)
色見本(GR/OP/VI/BE)
※ダブルはOP/BEのみ

モンゴルカシミヤ毛布 PU1510

モンゴル産カシミヤを使用した絹のような光沢と硬くてコシのあるしっかりとしたボリューム感が魅力のカシミヤです。

140×220cm
¥115,500~(税込)

3等級 ベージュ 羽毛部分:カシミヤ100%

羽毛ふとん専用のカシミヤ毛布が誕生しました

ウールの20倍もの価格の原毛を、20頭分使って作られるカシミヤ毛布。
うっとりするような柔らかさに包まれて気持ちよく眠りにつく幸せをお届けします。

イラン アフガニスタンパキスタンキスギス共和国 カザフスタンモンゴル 天山山脈インド  カシミール高  中国※A〜Dは羽毛の産地です
Line up

A.キルギスカシミヤ
カシミヤアンダーブランケット

キルギス(中央アジア)の主なカシミヤの生産地としては、ウズベキスタン国境に近いカラクル、アチクス、ジュラル・アパード周辺。年間産毛量は原毛で約300トン程度と推定され、そのほとんどが中国に原毛として輸出されています。整毛の平均繊度は17~19μと、モヘアのような光沢感とかさ高性があり、厚手のコート地や寝装品等に向いています。

140×210cm
¥275,000(税込)

カシミヤ100%(キルギスカシミヤ使用)
日本製(泉大津) アイボリー

B.青海省カシミヤ
カシミヤアンダーブランケット

青海省の産毛量は、約450トン/年といわれていて、中国全体の約5%にすぎません。毛質は、高い標高とその厳しい自然環境、そしてまだ改良されていない土着の小型山羊であるため、繊維長は、あまり長くはありませんが、繊度は、14,7~15.5μと細いものが多いのが特徴です。特に青海湖周辺の海南州と共和県のブラウンカシミヤは、繊度が細いので有名です。古くからヨーロッパでは、この原色を生かし、高級衣料用繊維素材として使用されています。

140×210cm
¥440,000(税込)

カシミヤ100%(青海省カシミヤ使用)
日本製(泉大津) アイボリー

C.アラシャンカシミヤ
カシミヤアンダーブランケット

アラシャン地域(中国)は、極めて雨量が少なく、砂漠に囲まれたやせた土地ゆえ餌が乏しく、そこに生息するカシミヤ山羊にとっても、非常に厳しい自然環境といえます。その環境に順応すべく、この地のカシミヤ山羊は、他産地に比べて成獣しても小型で、その毛質は極めて細く独特のしなかさを持っています。毛質は、非常に繊度が細く、白度が高く光沢があり、余計なものがほとんど混ざりこんでいないのが特徴。古くからヨーロッパでは、特に貴重品として取り扱われ、高級衣料素材にのみ使用されている逸品です。

140×210cm
¥660,000(税込)

カシミヤ100%(アラシャンカシミヤ使用)
日本製(泉大津) アイボリー

D.天山カシミヤ
カシミヤアンダーブランケット

収穫量がごくわずかで非常に稀少性の高い原毛を、丁寧に通常の倍の回数の整毛を行い、さらに価値を高めた天山カシミヤ。
検査も、人の手で1つの原毛から約2000本もの毛をチェックして、現状を分析。原毛にはそれぞれナンバリングをし、徹底した品質管理がなされています。

140×210cm
¥1,100,000(税込)

カシミヤ100%(天山カシミヤ使用)
日本製(泉大津) アイボリー

※稀少で限られた枚数しか生産できないため、お届けまでにお待ちいただく場合がございます。ご容赦ください。

高級カシミヤ毛布専門の
特殊クリーニングは
当店で承ります

3年に一度くらいは丸洗い
保管時にはバクテリサイド+オゾンによる
消臭・殺菌がおすすめです

( シングル 13,200円・税込 / ダブル 15,400円・税込 )


シングル 13,200円・税込
ダブル 15,400円・税込

カシミヤはとてもデリケートな素材です。
汚れてしまっても、頻繁にドライクリーニングに出すことは避けてください。お手入れはシング専門のカシミヤクリーニングがあります。当店のカシミヤクリーニングへお出しください。
長くお使いいただくためには日ごろのお手入れも大切です。汚れやホコリは、取り除いてください。ただし、合成繊維のブラシは使用しないでください。柔らかい天然素材のブラシを使用することをおすすめします。

メンテナンス(クリーニング)工程
カシミヤ毛布メンテナンス(クリーニング)工程

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全く新しい洗い方
傷みを抑えながらキレイに。

工場で使用する水は、全国でもトップクラスの超軟水で、その超軟水とウルトラファインバブルの洗剤液を繊維の細部まで浸透させ、汚れを落とします。洗濯槽の底部に装着した保護トレーが、生地の傷みや型くずれを防ぎます。

カシミヤ羽毛専用で特殊配合した洗剤と、シルクプロテイン・スクワランオイル・グリシン(アミノ酸)など9種類の原料を配合した柔軟剤を使用します。清潔で、柔らかくなめらかな風合いに仕上がります。

クリーニング専門店ならではの仕上げ

一枚一枚、職人の手でサイズを微調整して乾燥させます。
最終仕上げは、熟練の職人によるポリシャー技術を施し、カシミヤ毛布の羽毛をなめらかに整えて仕上げます。